塾にいざ入れようと思ってまず悩むポイントがあります。
それは「集団塾」と「個別指導塾」のどちらにすべきか。

「いまでしょ!」の東進のようなところと迷う場合もありますね。
それぞれの形態の塾にメリットがあり、子どもの状況や性格によって合う合わないがあります。

個別指導塾の雰囲気ってどんな感じ?
いろんな個別指導塾がありますが、一般的なものをこの記事ではお伝えします。
個別指導塾の指導形態
個別指導塾は完全マンツーマンの1:1か1:2~3の形がメジャーです。
つまり先生1人に対して、生徒が1~3人が指導してもらうスタイルです。
なかには1:6でも個別指導塾と謳っているところもありますが…

1:6を「個別」とは言い過ぎではないか…と個人的には思います。
個別指導塾の料金
先生一人に対しての生徒が多ければ多いほど、料金は安くなることが多いです。

つまり1:1より1:6の方が安くなります。
生徒の人数が多いほど、一人に対して割ける時間が少なくなるため安くなるのですね。
逆に言うとのマンツーマンの1:1だとお高くなります。
個別指導塾の先生
個別指導塾では先生と生徒の距離が必然的に近くなります。授業中、先生は常に隣にいていつでも質問ができる状況です。
個別指導塾は先生はほとんどが大学生です。

先生を社員で揃えてるところもありますが、人件費がかかるので授業料も高くなります。
大学生の先生と生徒は年齢が近いので、近所のお兄ちゃんお姉ちゃんに教えてもらっているような雰囲気で授業が進みます。

最近は近所のお兄ちゃんお姉ちゃんに勉強を教えてもらうことはなかなかなさそうですが…
大学生の先生は受験を経験して間もないので、受験生は進路について気軽に相談できるのはメリットですね。
個別指導塾のカリキュラム
勉強する内容やカリキュラムは入塾時の面談で決めます。
現状把握と目標設定をして個別カリキュラムを組みます。そのため、テストや成績の状況は塾に持っていく必要があります。
はじめに決めたカリキュラムを元に進め、状況に応じてカリキュラム修正をしていくのが個別指導塾の特徴です。

ちなみに集団塾だと個別カリキュラムがないようなものです。そのためカリキュラムが変わる=クラスが変わる、などの対応になります。
個別指導塾の面談
個別指導塾に限らず、集団塾でも入塾して日が経つと定期面談があります。

面談のない塾もあるようです。そんな塾は行かない方がいいですよ。
定期面談は長期休暇前にあることが多いです。長期休暇を待たずに入塾して1か月で面談するところもあります。
塾の面談では現状報告と今後の流れについてお話し、相談します。

親にはご家庭での勉強の様子を聞きます。
進路に対する不安など、何か質問があれば準備しておきましょう。
個別指導塾の夏期講習や冬期講習
個別面談が長期休暇前に実施されるのは、講習の提案があるのが一つの理由です。
夏休みや冬休みなど、学校がない期間を有効に使うために夏期講習や冬期講習の提案があります。
講習内容については、事前に塾長が案ある程度をかためているのでそれに応じるかどうかというところです。

講習は強制受講のところと受講しなくてもいいところがあります。
基本的に講習は追加料金になるので、面談前にご家庭で講習にかける予算を話し合っておくと面談がスムーズに進みます。
個別指導塾はご家庭と塾との協力が大切
個別指導塾は生徒一人ひとりにあったカリキュラムを作成します。
そのため、生徒によってテキストの種類が違い勉強内容も異なります。また生徒によって勉強のスピードが違うので、随時カリキュラム修正が必要です。
はじめの面談で目標にしていたことが、すぐに達成できたり逆に達成できない場合もあります。
いずれにせよ、塾とご家庭で面談などを通してよく相談することが大切です。
面談には必ず赴き、目標への道のりを再確認しましょう。

個別指導塾をうまく利用すれば成績が上がること間違いなしです。