中学生の塾選びで重要なポイント【塾長への質問リスト】

教育
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たくさんある塾の中からどう選べばいいか迷っていませんか?

コンビニくらい…と言ったら言い過ぎかもしれませんが、意識して見てみると塾はかなりの数あります。

言い方は悪いかもしれませんが、塾が乱立していると言ってもいいかもしれません。

なんとか我が子にあう塾を…!

と思っている親がほとんどですよね。でもだからと言って、体験授業に行きまくるのも大変。

途方に暮れているあなたに塾選びのポイントをご紹介します。

塾選びの際に、塾長にすべき質問リストもあるので参考にしてください。

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塾選びはなぜ大事?どこも同じでは?

塾はそれぞれに特徴があります。まず大きく分けて個別指導塾と集団塾があります。この違いはイメージしやすいのではないでしょうか。

個別指導塾を掘り下げてみると、完全マンツーマンの1:1であったり1:2~3と、先生一人に対して生徒の人数に差があります。

さらに言ってしまうと、同じグループの塾でも教室単位で特徴は異なります。

そのため体験授業で実際に行ってみないと、子どもに合う塾かどうかは分かりません。

ここまで読んだだけで、すでに塾選びが面倒大変だと感じていると思います。

いったんまとめます。塾のおまかな違いは以下の通りです。

  • 集団塾(先生一人に対して生徒多数の授業スタイル)
  • 個別指導塾(1:1、1:2が基本スタイル。塾によっては1:3~6のところもある)
  • 進学塾(いわゆる進学校合格を目標とする)
  • 補習塾(学校の授業フォローを目的とする)

 

集団塾と個別指導塾の違い以外にも、進学塾か補習塾かという視点から塾を選ぶ必要もあります。

  • 集団塾 × 進学塾
  • 集団塾 × 補習塾
  • 個別指導塾 × 進学塾
  • 個別指導塾 × 補習塾

 

まず上記の4つの中からお子さんにどれが合うか考えてみると少し整理されると思います。

他にも塾の違いはまだまだあります。

  • 塾長の人柄・知識量
  • 教室の環境
  • 講師の質・学力

 

これらを総合的に見て塾選びをしなければなりません。どのように塾選びをすべきかポイントを具体的にお話しします。

塾選びで重要なポイント

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では具体的にどのように塾を選べばいいかみていきましょう。

  • ニーズに合っているか
  • 塾長の知識が豊富か
  • 教室が整理されているか
  • 子どもの体験授業の反応がいいか
  • 通塾しやすいか

ニーズに合っているか

先にも少し話しましたが、まずは塾がお子さんのニーズに合っているかが重要です。

たとえば学校の授業の補修を希望しているのに、進学塾に行くのはおかしいですよね。

塾を探す際は、通う目的を明確にしなければなりません。

いま学校の英語のテストが平均以下なんですが、平均以上にすることは可能ですか?

現状:英語のテストが平均以下
目標:英語のテストを平均以上

 

現状と目標を伝えて、ニーズに応えてもらえるか確認しましょう。

塾長の知識が豊富か【質問リスト】

入塾すると塾長とこれから定期面談をします。面談では受験情報を聞いたり、カリキュラムの相談をします。

そのため塾長はご家庭の疑問を解決できる人でなければなりません。

とはいえ、入塾時の面談だけでは塾長がどこまで知識を持っているか判断しづらいです。

そこでこんな質問をしてみてください。

  • 先生は地元の方ですか?
  • 塾長は何年されてますか?
  • この教室の塾長は何年されてますか?
  • うちと同じ中学の生徒はいますか?
  • ○○高校に去年合格した生徒はいますか?
  • ○○大学を目指している生徒はいますか?

 


先生は地元の方ですか?

やっぱり地元の塾長の方が強いです。学校のイメージや裏情報などを知っていることがあります。

 


塾長は何年されてますか?

わたしは新卒1年目から塾長をしていました。1年目であろう知識が豊富であれば問題ないかもしれません。

それでも5年目の塾長とは差があるのは確かです。安心して通わせたいのであれば、聞いてもいい質問だと思います。

正直わたしは塾長1年目のときドキドキしながら1年を過ごしました。臨機応変の対応が1年目は難しいです。


この教室の塾長は何年されてますか?

いくら塾長歴が長くても、その教室の周辺情報収集があるかは別問題です。

塾長が長くなるとどの教室でも雰囲気ですぐに対応できるようになります。でも細かいことはすぐには分かりません。

生徒やご家庭から聞く話を蓄積て塾長は力をつけていきます。

面談で話していて、いかにも塾長!と思ってもそれはベテランだから出せる雰囲気かもしれません。

率直に、その教室の塾長歴を聞くことをオススメします。


うちと同じ中学の生徒はいますか?

同じ中学の生徒がいると、定期テストの出題傾向や難易度などを把握しています。

テストがいつあるか、学校の進度が速いか遅いかなどもわかります。

把握してない塾長もいるかもしれませんが…それを言ったら元も子もないですね。


〇〇高校に去年合格した生徒はいますか?

志望校に合格した人がいると安心ですね。適切なカリキュラムを立ててもらえる確信がもてます。

 


〇〇大学を目指している生徒はいますか?

実際に同じ志望校を目指している生徒がいれば、対応してもらえるということです。その志望校にあった先生をそろえていると考えられます。

たとえば偏差値70を目指してほしいのに偏差値50の先生しかいないと不安ですよね。

大学は学部によって必要な科目が違うので、できたら同じ学部を目指している生徒がいると(最近いたら)安心です。

教室が整理されているか

整理されていない教室は、塾長に問題がある可能性大です。教室環境が悪い=カリキュラム管理がずさんな可能性があります。

それに教室が散らかっていると、勉強に集中できる環境ではないのでやめておくべきです。

面談スペースだけでなく、授業スペースも整理されているか見渡してみましょう。

教室の雰囲気を見せてください。

と塾長に頼んでみるといいですね。

子どもの体験授業の反応がいいか

親がどれだけ塾を気にいっても、実際に通うのは子どもです。

子どもが体験授業を受けてみて「わかりやすかった!」「楽しかった!」「また通いたい!」という塾にしましょう。

本人が気に入らないと、塾に行くのを嫌がります。本人が嫌がっていると成果も出にくいので、子どもの反応は重要視してください。

通塾しやすいか

通うのは子ども本人です。まず距離的に通いやすいか確認です。週に2回ほど通塾することを考えてみてください。

基本的に夜の時間帯に通うことになります。(学校のあるときは)

暗い夜道を一人で行き帰りできそうですか?雨が降ったときどのように塾までいきますか?

親が100%送迎することができるという家庭は少ないと思います。

そのため、場合によっては公共交通機関を使うこともあるかもしれません。電車やバスを使うことに子どもが抵抗がないか確認です。

また、学校帰りに通塾することを前提に塾選びをしてしまうと後悔することも。

というのも、夏休みに夏期講習を取った場合を考えてみてください。

自宅からも通いやすいですか?行き帰り子ども本人が一人で通塾できそうですか?

あらゆることを想定して、通塾しやすいかどうか考えてみてください。

料金の検討は後回しにすべし

塾選びのポイントをご紹介してきました。

  • ニーズに合っているか
  • 塾長の知識が豊富か
  • 教室が整理されているか
  • 子どもの体験授業の反応がいいか

 

でも親が一番正直気になるのは料金ですよね。

料金で塾を決めるべきではありません。

たしかに塾に出せる毎月の予算は限られていると思います。

でも安いことを理由に他の条件を妥協してしまうと、結局成績が伸びない可能性が高いです。

それでは塾に行かせる意味がないですよね。逆にお金が無駄です。

料金ではなく、目標を達成できる塾を慎重に選ぶようにしましょう!

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