塾での科目選択は苦手なものから?それとも得意から?

教育
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塾に通うときにまず決めるものは科目です。塾によっては科目によって通塾曜日が決まっているところもあります。

一番よくあるニーズは苦手科目の克服。英語が苦手なら真っ先に英語を選択するという流れが多いです。

でも苦手科目を選択することがいつでも正しいとは限りません。

え?まさか得意科目を受講するの?!

塾で受講する科目の判断の仕方についてお話ししていきます。

判断ポイントは本人のやる気です!

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苦手科目から始めた方がいい場合

たいてい苦手科目から通わせます。テストの点数が下がった→塾に通わせる、という流れが一般的です。

苦手科目を受講することはもちろん間違いではありません。でも、本人にやる気があるときに限ります。

分からないところを、どうにかしたい!

そう本人が思っているときは苦手科目からはじめましょう。分からないところが理解できると、気持ちいいものです。モヤモヤしていた頭がスッキリします。

この達成感を味わえたら勉強の軌道に乗れたようなものです。

もっと理解したい!分からないところをなくしたい!

このモードに入ったらめきめき伸びるときですね!夏期講習なども積極的に受講して、勉強の機会を増やしましょう。

得意科目からはじめた方がいい場合

得意科目から始めた方がいい場合もあります。

全科目きらーい!勉強したくない!

このように苦手科目どころか全科目嫌いな場合があります。そのときは、一番成績のいい科目から受講しましょう。

まずは勉強のやる気を引き出すところからです。やる気がないのに強制的に勉強させたところで身に付きませんからね。

やる気を引き出すためには成功体験が重要です。まずは本人が取り組みやすい科目から勉強をはじめます。

極端なことをいえば中3に100マス計算をさせてもかまいません。

大事なのは、

俺、勉強できる!

と思わせることです。勉強が嫌いな子は普段机に向かっていません。

たとえ中3が100マス計算をしたとしても、そのとき5分でも10分でも集中してできたらほめます。

調子に乗せたら、こっちのもん!

本人をほめて調子に乗らせることで勉強に対するモチベーションを上げます。

これで徐々にやる気がわき、苦手な科目にも挑戦する気持ちになれます。

苦手科目は本人がやる気になってからじゃないと、遠回りになってしまいます。

受講科目は本人のやる気で決める

塾では苦手科目を受講して当たり前、と思っている方がいるかもしれません。たしかに分からないところを解決するのは大事です。

でもそのためには、まず本人のやる気を引き起こさなければなりません。なぜならやる気がない子は苦手科目をしても頭に入ってこないからです。

まずは本人に勉強モードに入ってもらいます。

そのためには取り組みやすい科目からはじめるべきです。

子どもとよく相談して何の科目から塾をはじめるか決めましょう。

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